
後悔したくない!花嫁様に学ぶ・海外挙式・フォトウェディングの失敗13選
セブ島からこんにちは、カメラマンのmayuです。
ウェディングなんて明るく華やかなイメージのところで、「失敗」や「後悔」というワードを使うのには抵抗があるのですが・・
それでもやっぱりみんな思うとおもうんです。
「初めての海外。挙式や、ウェディングフォトで失敗したくない!」
というのも、「あれをやっておくべき、こんなものを用意すべき」、というインフォはたくさんウェブで見つかるご時世。
今回は、カメラマン目線での「花嫁様のフォトウェディング・挙式の失敗談」を共有してみようと思います。
今まさに手配をしようとしているカップルさんや、いつか海外で撮影や挙式をしてみたい・・と考えている方へ、
「ふんふん、こんなこともあるんだな~」という感じでも、目を通してもらえたら嬉しいです。
目次
- 1.パスポートの有効期限切れ
- 2.ヘアメイクがイメージ通りにいかなかった!
- 3.撮影小物を持ち込みすぎて、自然な様子が少なめに・・
- 4.プロジェクタ、ヘアアイロンetc など、挙式日に使いたいアイテムが電圧でトラブルに
- 5.参列の方が迷子に・・?挙式前に行方不明!
- 6.こんなはずじゃなかった・・撮影前に日焼けして、赤みや皮向けが
- 7.マリンスポーツで、クラゲに刺されたり、かすれ傷が
- 8.初めての飛行機!びっくりするくらい顔と体が浮腫む?
- 9.参列者が熱中症に・・パーティー中断の可能性も
- 10.現地についてから、ドレスやタキシードがシワシワに!
- 11.グローブが汗で脱げない!ロンググローブの欠点
- 12.ガーランドを使ったショットを希望しても、潮風で上手くいかない
- 13.仕上がりを左右する!イメージ通りの写真がもらえない
1.パスポートの有効期限切れ
「慌てて気がついて、なんとかギリギリ間に合った!」という声がありました。
楽しい旅行計画や、持ち物に気を取られていると、
いざ渡航準備をするときにパスポートが見つからない、有効期限が切れている、なんて問題があることも!
“セブ島では、パスポートの有効期限が6ヶ月以上ないと、日本から出国できません。”
ここを必ずチェックしてから、旅行手配に進んでくださいね。
2.ヘアメイクがイメージ通りにいかなかった!
海外で現地ヘアメイクさんにお願いするとなると、やっぱり不安ですよね。
ヘアメイク中にもその都度ご相談しながら進めていくのですが、やっぱり難しいのが眉の形やリップの色味。
こだわりがある場合には、その部分のみご自身で施してもらうこともありました。
ご不安がある場合には、勇気を出して「ここだけ自分でやってみてもいいですか?」と言ってみるのもありかと!
「失礼になるかも・・」よりも「一生残る写真が、思い通りのメイクで残らない」と先長い後悔を避けること考えてみる。
ご自身が納得される形で、自信をもって撮影に臨んでくれたほうが、カメラマンとしても嬉しいです。
BLESSでは、日本人ヘアメイク歴4年(ヘアメイク歴自体は10年)のヘアメイクMIKOと、日本人ヘアメイクの両方をお選びいただけますので、どちらをご利用の場合にも、ご不安な点や質問は臆せずしてくださいね*
3.撮影小物を持ち込みすぎて、自然な様子が少なめに・・
ウェディングフォトで使いたい小物、挙げていったらキリがなくなるほどありますよね笑
本当に使いたい小物を選んで、3つ~5つくらいにしておくのがベター。
「10個持ち込んだので、ここからオススメを選んで使ってください!」と言ってもらうと実は安心なのですが、「せっかくなので全部ちょっとつづ使いたくて!」という場合ももちろんあります。
各小物を本当に1、2枚づつ撮るとしても、全体で見たら小物がいっぱいの写真が多く残るかなぁと思います。
もちろん撮りたい写真によりますが、「普段のふたりらしい感じ」「自然なカメラを意識しない写真」などを多めに欲しい方には、「小物はちょっと少なめで」、がオススメです。
4.プロジェクタ、ヘアアイロンetc など、挙式日に使いたいアイテムが電圧でトラブルに
電圧トラブル!コーディネーターをしていた時に最も出くわしていた問題です。
最近のスマフォ・カメラなどは、世界の旅先で使えるように、海外電圧対応可のものが多いです。
しかし挙式となると、日本から持ち込んだプロジェクタ、ヘアアイロン、ミニスピーカー、シェーバーなど・・
使う必要のあるものがたくさんありますよね。
フィリピンの電圧は、220ボルト。比べて日本は100ボルトです。
アイロンなどは、フィリピンの電圧が高すぎて、オーバーヒートしてショートする事件などもありました。汗
日本製品を使用したい場合には、変圧器を持ち込むのを忘れずに。
忘れた場合でも、緊急で必要なときには、フロントで貸し出しを尋ねてみてくださいね。
5.参列の方が迷子に・・?挙式前に行方不明!
「○時にホテルのロビーに参列者は集合」と、新郎新婦から事前に案内があるも、時間になってもいらっしゃらない方が・・というトラブルも実はよくあります。
慣れない土地で、渋滞や迷子となり、時間に間に合わず挙式自体が遅れたり、挙式開始時に全員揃っていない・・など。
こんな自体を避けるために、「渋滞や、予期せぬ出来事がある場合もあるので、少し早めのご到着をお願いします」等、案内に一言足しておくといいかもしれませんね。
6.こんなはずじゃなかった・・撮影前に日焼けして、赤みや皮向けが
南国あるある!到着してから、ビーチで遊んだり、アイランドホッピングに出かけたりする方に多いですね。
赤道に近いセブ島では、紫外線量は日本の約8倍!
数時間の外出でも、日本人の場合は肌が真っ赤になることも・・
女性は日焼け止めケアをされている場合が多いのですが、実は多い失敗が、「新郎様が日焼けで顔が真っ赤に!」です。
鼻の頭だけ赤くなったり、皮がむけたりすることも。
こんな状態での写真撮影を控えるためには、下記を気をつけておくといいかも。
- ふたりで日焼け止めを塗る。飲む日焼け止めを飲んでおく
- 撮影前にマリンスポーツを避ける
- 応急処置!ヘアメイクさんに頼み、赤みを消す部分メイクをお願いする
7.マリンスポーツで、クラゲに刺されたり、かすれ傷が
セブ島で人気のツアーといえば、アイランドホッピング。
シュノーケルやダイビングで、海を楽しむことが多いですよね。
過去あったこととしては、
「花嫁様の足がクラゲにさされてしまい、赤くただれてしまった」
「シュノーケル中に波に流され、岩場にあたり足が傷だらけに」
こうもなると、もう大変!撮影の前に、クリニックにお連れする自体です。
挙式は撮影の前にこんな万が一を避けるためにも、マリンスポーツはイベント後に思いっきり楽しむのがいいかもしれません。
8.初めての飛行機!びっくりするくらい顔と体が浮腫む?
日本からセブ島へは、飛行時間は約4時間。あっという間のフライトですが、それでも気圧で体は多少むくみます。
むくみケアを気にする女性なら、なるべくフライトは避けたいくらいですよね笑
実は、顔のむくみはもちろん、指先も浮腫むことも・・
撮影の時につけようと思って大切にしていた、指輪が指に入らない・・!?
こんな事態もありました。
むくみをなるべく避けるためには、
- 到着してから。マッサージをしてよく寝る
- 塩分を控える
など基本的なことになりますかね・・
いい速攻ケア法を知っている方がいたら、教えてください!
9.参列者が熱中症に・・パーティー中断の可能性も
「パーティーの食事中に熱中症で倒れる」実はこの事態は過去3回以上目にしました。
南国の熱帯夜を甘くみたらいけません。
挙式後、パーティーまでの間に必ず水を飲むように、新郎新婦もご参列の方も注意が必要。
暑~い夕方、パーティーが始まるまでに、どんな人でも喉はカラカラなはず。
そんな状態で、乾杯や挨拶でアルコールばかり摂取し続けると、老若男女問わず大事に至ることも。
南国の水分補給は、普段の2倍は必ず!みなさん気をつけてくださいね。
10.現地についてから、ドレスやタキシードがシワシワに!
日本から持参した衣装は、スーツケースに入れて運びますよね。
到着して、広げてみると・・衣装がシワシワに!
こんな事態に対応するには
- ホテルのドライクリーニングに、ドレスやタキシードが可能か問い合わせる
- なるべくシワになりにくい素材の衣装を選ぶ
- 小型アイロンと変圧器を持ち込む
等、上記で対応することを推奨します。
11.グローブが汗で脱げない!ロンググローブの欠点
日本で衣装を考え、海外挙式の現地に持ち込む方が多いと思います。
挙式時にロンググローブで、と想定して現地にいらっしゃった方も勿論おります。
結論、「挙式時はなるべく着脱しやすいショートグローブで」をお勧めしています。
サウナのような南国で、腕に張り付くグローブを、挙式の指輪交換の時に脱ぐ、というのは実は想像以上に大変。
せっかくだから、ロングで臨みたい!という方は、コーディネーターに介助を事前にお願いしておくと安心です。
12.ガーランドを使ったショットを希望しても、潮風で上手くいかない
フォトツアーあるあるです。笑
「JUST MARRIED」など、旗めくガーランドはやっぱりフォトウェディングの定番で可愛いですよね。
実際にビーチで使用してみようと思うと、風でパタパタパタ・・!
タイミングがつかめない、風で引っ張られて必死!なんてこともあります。
ビーチでガーランドを使いたい方は、文字のある旗の後ろに、小さな石を貼り付けておくと重りになり安心。
余裕がある方は、ぜひこの一手間を加えておいてみてくださいね。
13.仕上がりを左右する!イメージ通りの写真がもらえない
新郎新婦もカメラマンも、この失敗は最も怖いことじゃないでしょうか。
イメージしていた写真と違う、撮りたいカットが入っていない、など。
一生残る記念の写真を、悲しい結果で終わらせないためには・・
- ・撮りたいイメージを事前に相談する(スマフォに写真を入れ見せたり、メールで説明など)
- ・撮ってもらうカメラマンのことを調べる(過去撮影の写真をチェック)
このふたつがとても大切になります。
誰が撮るのかわからないまま挑み、「おまかせで」の一言で進んでしまうのは、勿体無い、かつ危険!
せっかくお金を払って、思い出を形にしてもらう機会です。
悔いの残らないように!下調べや相談もふたりで楽しんで、大切に行ってみてくださいね。
by MAYU
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